
異邦人/アルベール・カミュ
■|作品紹介(ネタバレ)
母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画を見て笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。裁判は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の倫理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、不条理の認識を極度に追及したカミュの代表作。
■|感想
薄っぺらい本だったので、すぐ読み終わるだろうと思っていたが、読破するのに予想以上に時間がかかった。作品紹介を読み終えた後に見てみると、作品の紹介ではなく、作品のあらすじ全てを表現しているではないか。作品紹介を読まなくてよかった。
【関連する記事】